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北極圏の気温が現在も上昇中 地球温暖化で受ける影響とは

ホッキョクグマ仲良し家族

北極圏の気温が現在も上昇中なのはなぜなのか?

このブログのコンセプトは「地球を守る」なのですが、その地球が今重大な問題に直面しています。

それは北極圏の気温が現在も上昇し続けているということです
北極では地球上のどこの地域よりも早く温暖化が進行しています。

北極の気温はここ数十年で実に4℃上昇しています。
1970年代からは実に2.3℃も上昇しています。

数年前より北極圏の気温が氷点下を上回る日も記録的な日数になっています。
そのため市民の生活にも影響が出ています。

それは北極圏の氷が溶けることによってもたらされる影響です。

ベーリング海の海氷の面積も異常なスピードで減少していることも分かっています。
日本の文部科学省でもこの問題は重要視されている問題です。

専門家によると北極圏の気温が上昇したのは海氷が減少したためだと言われています。

通常に比べて北極海の海氷はかつてないレベルにまで減少しています。
2018年にはエジプトの面積と同サイズの海氷が消えてしまったと計算されています。

ノルウェーの北極研究所の学者によると海氷がなくなれば増えた海水は熱を大気中に発散します。
これによりジェット気流が冷たい空気をより南に、暖かい空気をより北に向かわせると伝えています。

その現象によって南の大陸に寒波が流れ込み、逆転する現象が起きています。

日本でも昨今大寒波などが流れ込み、都心部や平野部でも大雪が積もることもありました。
大雪の生活に慣れていないひとにとっては生活に大きな影響が出ることになります。

一方で、北極圏の気温が上昇した理由については二酸化炭素排出量の上昇のみならず、その数十倍以上の温室効果があるメタンガスの放出という問題が指摘されています。
それが人類の活動によるものなのか、自然の変動なのかについては議論と調査が続けられています。

そして環境保護活動家の彼女も、8歳の頃から誰よりも熱心に地球環境について訴え続けています。

このまま北極圏の気温上昇が続けば、人間だけではなく大型の哺乳類などの生態系にも大きな影響を与えます。

北極圏の動物への影響は?

北極圏ではさまざまな動物が暮らしています。

北極圏と聞くと一番真っ先に思い浮かべるのはホッキョクグマだと思います。
ホッキョクグマは地上最大の肉食動物です。

現在の推定個体数は2,6000頭、そのうち約60%がカナダに生息しています。
白い熊でとてもかわいいですね。

そのホッキョクグマをはじめ、猫、オオカミ、イタチ、その他の陸上哺乳類が生息しています。
あごひげを生やしたアザラシや、イッカクなどの海洋生物も数多く生息しています。

彼らは狩りをし餌を採り、家族を育てこの極寒の土地で生活を送っています。

冬の間、北極圏の平均気温は-20℃前後で推移する場合があります。
カナダの北極圏の最も寒い地域では-50℃という低い温度の場所もあります。

多くの動物がこの極地で生き残り、繁栄しています。
そして夏の海氷融解によって大型の哺乳類たちに重大な影響を与えています。

ホッキョクグマセイウチアザラシたちにとっては、浮遊する海氷は生活にとってか欠かせないものです。
彼らはその海氷の上で狩り、休息、出産をします。

海氷が少ないため、アザラシやセイウチが浜辺に群がっていて幼い動物の死が増えています。
ホッキョクグマは陸地から流氷まで長距離泳ぎ、アザラシを採ります。

海氷は10年間で約4.6%の割合で減少しているためホッキョクグマの一部は陸で5、6ヶ月過ごすことになります。
そのためエサになるアザラシはほとんどいません。

海氷とアザラシがいなければ他の食料を探さなければならなくなります。
彼らは群れで動き、人間のゴミ捨て場や、食料貯蔵庫などに姿をあらわすようになりました。

気候変動により夏の海氷が北極圏で現象するにつれて空腹になった彼らはますます地元の住民と対立するようになってしまうのです。

ホッキョクグマが頻繁にあらわれる地域の人々は主にグリーンランドの人々です。
彼らはホッキョクグマがゴミ置き場の匂いにつられてあらわれないようにゴミ置き場を鉄製のもので囲うなどの工夫をしています。

一番の解決策は撃つことで解決されますがそれを彼らは望んでいません。
ホッキョクグマに関してはその数が減りつつあります。

できるだけ数を減らさないように努力されています。

そして大きな影響を受けるのは動物だけではありません。



北極圏の住民への影響は?

僕は年がら年中暑い暑いと言っていますが、年がら年中寒い地域に住む人々もいます。

北極圏に領土を持っている国は

  • アメリカ
  • カナダ
  • デンマーク(グリーンランド)大地の80%以上が氷に覆われている
  • アイスランド
  • ノルウェー
  • スウェーデン
  • フィンランド
  • ロシア

の国々です。

以前取材をさせて頂いた寺尾さんの元には北極圏のアイスランドから広島に来てくれた外国の方もいらっしゃいました。

国連環境計画の報告書によると、北極の冬の温度は少なくとも今後20年間は上昇し続けると言われています。

北極圏に住む人々にとっては重大な問題です。
気候変動によって日々の生活が変化しているからです。

北極の先住民族はすでに深刻な食糧不足に直面しています。
2050年までに約400万人、そして北極圏のインフラの約70%が永久凍土の融解によって脅かされるのです。

永久凍土が次第に溶けていくことにより、その下に溜まっている大量のメタンガスが海底から大量に放出されます。
メタンガスが放出されると北極圏の気温はより上昇します。

気温上昇によりアザラシなど海豹にとっても暮らしに危機が訪れます。
アザラシは北極圏に住む人々の貴重な食糧です。
日本でも古くからアザラシ漁が行われている地域もあります。

とくに北極圏イヌイットの人々にとってはワモンアザラシは生活に欠かせない存在です。
人々は狩りをした後ワモンアザラシの肉を食べ、皮で衣服を作る生活を遠い昔から続けています。

狩りをしたあと、ワモンアザラシの皮を引き延ばして乾かします。
その後その動物の皮を使い女性たちは衣服やテント、寝袋などを作るのです。

氷の表面にはアザラシが呼吸用に使う穴があいています。
イヌイットの人々はその穴を探して狩猟をします。

その伝統的な狩猟はイヌイット生活のかなめなのですが、温暖化の影響で氷が溶け出して危険な為、狩りのシーズンは以前よりも短くなっています。

イヌイットの人々にとって貴重なタンパク源のアザラシ、私たちにとってはタンパク源といえば肉です。
日々食べている肉が生活からなくなったり、減ったりすると死活問題に繋がる可能性もあります。

更には永久凍土は、冷たく酸素がなく暗いため細菌やウイルスにとっては非常に好都合な環境なのだと科学者は言っています。
その為永久凍土が溶けることにより、そのウイルスや細菌も地上に発生する可能性もあるといいます。

人間も動物も数世紀の間、永久凍土に埋葬されてきました。
凍てついた土壌の下にほかに何かが潜んでいるのかもしれません。

1918年から1919年の間世界的に大流行したスペイン風邪(インフルエンザ)についてもアラスカのツンドラにある大規模な墓地からその断片が発見されています。
約100年前に大流行したパンデミックと言われていますが、永久凍土のなかで凍った細菌がこの世に再度あらわれたと言えるでしょう。

2005年の調査ではNASAの科学者たちがアラスカの氷結した地に3万2千年間もの間閉じ込められていたウイルスの蘇生に成功した事例もあります。

地球温暖化によるさまざまな問題はこの先も減ることはなく、その対策についても各国の科学者たちが日々調査しています。



地球温暖化で受ける影響とは

科学者たちは2040年までの夏の期間、北極の大部分で海氷がほとんどなくなってしまうと予測しています。
そうなれば、海氷が生活に必要不可欠な動物たちは現象してしまいます。

また2015年の国連自然保護連合(IUCN)の発表によると、ホッキョクグマの個体数は今世紀半ばまでに3分の1近くまで減少する恐れがあると言われています。

世界の野生動植物の絶滅危惧の度合いをしめすIUCNの『レッドリスト(絶滅危惧種リスト)』では現在、ホッキョクグマは絶滅の危険が増大している「絶滅危惧Ⅱ類」に分類されています。

北極圏の陸上哺乳類にとっても人々にとってもその弊害は計り知れません。

私たち一人一人ができることは限られていますが、世界的にも地球環境保護への取り組みが行われています。
今一度生活を見つめ直すいいきっかけにもなるのではないでしょうか。

北極圏 オーロラ

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